日本の皆さんこんにちは、大西宇宙です。これから定期的に、皆さんに私のジュリアード音楽院での生活を、掻い摘んでご紹介できたらと思います。
今 月は、私のアメリカでのオペラデビューとなり、ジュリアード音楽院としてもアメリカ初演となったKommilitonen!(Young blood!)の公演が、大成功のうちに終了しました!このオペラはロンドンの王立音楽アカデミーとの共同制作で行われた企画で、学生だけで公演すること を想定して書かれた、学生に関するオペラです。オペラはフルオーケストラ、15人を超えるソリスト、合唱、ジャズバンド、マーチングバンドを含む大規模な もので、作品は去年作曲されたばかりの新作。「新しい物を積極的に作っていく」というアメリカ人ならではの創作的で意欲的な姿勢を、公演を通じて身を以て 感じ、また初演にソリストとして携わる重要さを学ぶ、非常に貴重な機会となりました。
NYタイムズにも、好意的な批評が載りました。私も写真にしっかり写っています(笑)
これが終わると、あっというまに2月と4月のオペラに向けたリハーサルが始まります。これらのオペラはロッシーニとモーツァルトの、いわゆる Masterpieceを扱うわけですが、演出も新しい形で作り上げていくわけで、ここでもアメリカのオペラ作りの現場に参加する身として、たくさんのことを学んでいきたいと思います。
二つ目の、写真に関してですが、最近カメラをこちらで所持しておりませんで、全く写真というものを撮っていないのですが、機会を見つけて撮りたいと思います。ちなみに、上の挨拶にも書きましたが、NYタイムズのReviewに私が載っている写真がございます。
あともう一点、リハーサル中の映像がありましたのでお送りします。少し画像が粗いのですが。。。
今後ともよろしくお願いいたします。
大西 宇宙