オペラ 「ナブッコ」・我が愛する地球よ!
「ナブッコ」・我が愛する地球よ!
G. ヴェルディ 作曲 歌劇「ナブッコ」
Giuseppe Verdi Opera Nabucco
全4幕 原語イタリア語上演(日本語字幕付)
- 公演日
- 2010年9月24日(金) 17:30開場 18:30開演
2010年9月26日(日) 16:30開場 17:30開演 - 会場
- 新宿文化センター 大ホール
- 主催・製作
- NPO法人 世界芸術文化振興協会(IFAC)
- 後援
- ハンガリー大使館・ハンガリー政府観光局・産経新聞社・TOKYO MX
- 協力
- 戸渡阿見オペラ団
キャスト(戸渡阿見オペラ団)
- ナブッコ(名武鼓)
- 深見 東州(バリトン)
- アビガイッレ(阿鼻我逸礼)
- マリー・テ・ハプク(ソプラノ)
- ザッカリア(雑歌里愛)
- コナル・コード(バス)
- イズマエーレ(居住英麗)
- ジョン・ロングミュア(テノール)
- フェネーナ(笛音波)
- ジェイド・モファット(メゾソプラノ)
- アンナ(安魚)
- エミリー・バーク(ソプラノ)
- アブダッロ(阿武達郎)
- アンドリュー・グローバー(テノール)
- ベルの大祭司(屁龍之台砕至)
- デイビッド・コステッロ(バス)
スタッフ
- 指 揮
- ドブス・フランクス
- 演 出
- 大島 尚志
- 管弦楽
- ソルノク市立交響楽団・ハンガリー
- 合 唱
- 戸渡阿見合唱団
- ダンス
- リチャード・オルストン・ダンス・カンパニー
- 合唱指揮
- 河原 哲也
- 副指揮
- 高野 秀峰/マーク・サマーベル
- 総合プロデューサー・音楽監督
- 深見 東州
- 音楽顧問
- 栗林 義信
- 音楽副顧問
- 井﨑 正浩
- 美 術
- 増田 寿子
- 衣 裳
- 清野 佳苗
- 照 明
- 奥畑 康夫
- 舞台監督
- 飯田 貫幸
- 演出助手
- 手塚 優子
- 稽古ピアノ
- アシュレイ・ハリバー/フォエベ・ブリッグス
- 所 作
- 志賀山 勢州
The Story
~行け 我が思いよ 黄金の翼にのせて~
私たちには誰にも”心のまほろば”と言うべき”故郷”があります。オペラ『ナブッコ』が描き出した旧約聖書の時代から、今日21世紀までこの思いは変わっていません。
オペラにおいて”故郷”を追われたヘブライの民たちが、望郷への念を万感の思いで唱和する「行け 我が思いよ 黄金の翼にのせて」は、身にしみて圧巻です。
~届け! 我が故郷”地球”へ~
転じて、21世紀の私たちが”故郷”と呼ぶに相応しい”まほろば”とは、いったい何処でしょうか?
この問に、”地球”と言う答えで臨みます。
皆さん!私たちが守るべき故郷”地球”を、今一度思い描いて見て下さい。歴史は示しています。
人間が絶え間なく繰り返してきた、例えば”勝利者願望””独裁欲””利益追求”などなどが、引き起こしてきた”権力闘争””宗教対立””人種差別””資源の搾取”等の、悲劇的無意味さとその悲惨さは明らかです。
~野望と挫折と再生の物語~
今、私たちの故郷”地球”は、物理的にも、生活を営む場としても、”崩壊の危機”にさらされていると言えます。
オペラが描く、古代バビロニアの王、ナブッコの”野望と挫折と再生”の物語は、実はそのまま、我が”故郷”として”地球”を守ろうとする、21世紀に生きる私たち現代人の営みに、重ね合わせることが出来るのです。
2010年 IFACが臨む、「ナブッコ」・我が愛する地球よ!
どうぞご期待下さい。
(演出・大島尚志)