オペラ

オペラ 雛祭りのフィガロの結婚

◆第2幕 伯爵夫人ロジーナの部屋。
     同じ日の午前中。

ロジーナ(小林菜美)は、夫の不実に苦しむ。それでも尚、夫を愛している女心をアリア「愛の神様よ、安らぎを与えたまえ」で歌いあげる。

ケルビーノ
伯爵夫人への高鳴る心を詩に託し、有名なアリア「恋とはどんなものかしら」を歌って披露する。夫人もケルビーノにどこか心惹かれる。

スザンナ
スザンナは、伯爵夫人の前でケルビーノを女装させる。これは、ケルビーノを女性に仕立て、伯爵夫人と密会させるというフィガロの計画の一環。

伯爵+伯爵夫人+スザンナ 三重唱
そこへ伯爵が現れる。伯爵夫人は衣裳部屋にケルビーノを隠し、スザンナがそこで着替えていると必死で嘘をつく。別の部屋から戻ってきたスザンナは、ことの次第に驚く。

スザンナ+ケルビーノ 二重唱
ケルビーノは、窓から庭へと逃げ出す。代わって、機転を利かせたスザンナが、衣裳部屋に隠れる。

衣裳部屋を捜そうとする伯爵。中にいるのはケルビーノと告白する伯爵夫人。しかし部屋から出てきたのはスザンナだった。

庭師アントニオの登場。

歌詞のタイミングにピッタリのパントマイムを披露する深見東州。自由な発想で音楽を創ったモーツァルトと同じように、深見東州の、これまでの「フィガロの結婚」にはないパフォーマンスに、観客は大爆笑。出演者も笑いをこらえるのに必死だったとか......。

フィナーレ
フィガロが登場して一件落着かと思いきや、庭師アントニオ(筒井修平)が現れ、二階から人が飛び降り、植木鉢が壊れたと訴える。さらに、マルチェリーナがバルトロとバジリオを連れて現れる。借金の証文を示し、フィガロとの結婚を許す判決を要求する。フィガロとスザンナは窮地に立たされる。

窮地に立つフィガロとスザンナ。