第1回ジュリアード音楽院声楽オーディション by IFAC

　この度、東京において、NPO法人世界芸術文化振興協会（IFAC）が主催し、ジュリアード音楽院が共催する、ジュリアード音楽院の公式オーディション「ジュリアード音楽院声楽オーディション by IFAC」が開催されました。これは、同音楽院のオーディションとしては海外初となる試みで、日本の才能ある若き声楽家を音楽教育の世界最高峰とされるジュリアード音楽院声楽学科に送ることを目的として開催されました。
　このオーディションを以って同音楽院入学試験の一次試験を兼ねており、最優秀賞受賞者には自動的に二次試験の受験資格が与えられます。また、その後もIFACはさまざまな形で最優秀受賞者をバックアップしてゆきます。

本選第二部オーディションの様子

平成２１年度の予選・本線の開催概要

予選: 日時：平成21年8月24日（月）
会場：浜離宮朝日ホール
本選: 第一部：ワークショップ
日時：平成21年10月11日（日）・12日（祝・月）の2日間
会場：TOKYO FM　スタジオイリス
第二部：オーディション
日時：平成21年10月13日（火）22時～　NYとの衛星ライブ中継
会場：TOKYO FMホール

　本選第一部はワークショップ形式で行われ、ジュリアード音楽院　声楽部長であるブライアン・ジーガー氏による、あたかもジュリアード校内でのレッスンを体験しているかのような密度の高い指導のもと、予選通過者各人の実力が審査されました。
　このワークショップ形式の一次審査を突破した方が挑んだ最終選考のオーディションでは、衛星ライブ中継でジュリアード音楽院とつなぎ、教授陣が直接審査に参加するという、画期的な試みによる厳正な審査のもと、最優秀賞受賞者が決定しました。